花ざかり



花ざかり
花ざかり

商品カテゴリー:歌謡曲,演歌,音楽,ミュージック,JPOP
収録曲:花筆文字, 陽のあたる坂道, 悲願花, 言はぬが花, 青い羊歯-アジアンタム-, 飛騨の吊り橋, 秋桜(シングル), あまりりす, ドライフラワー, 1[1/2], 最後の頁, 寒椿 ※〈CD/SA-CDハイブリッド仕様〉,
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これが一番いい

山口百恵は、平凡で地味な女性を歌うのがうまい歌手だ。
情景にリアリティーがあり、もの悲しい余韻が残る。

「花筆文字」
確か化粧品のCMで使われていた。力があって好きだ。

「陽のあたる坂道」
このアルバムのトーンを代表するような曲。とっつきは地味だが、聞き込む程に情景が立ち上がる。
一瞬、横殴りの夕陽がレンガ塀を燃やす。その時、半歩歩く間世界は反転して、すぐに元に戻る。そして、もう二度と反転することはない。そういう曲。

「悲願花」
谷村新司。初めて聴いた時、パロディ?と思った。真面目に作れよ。ひたすらベタに竹久夢二。
されど、山口百恵が歌えばすべて許せる。首まで浸かって聴いている。

「言わぬが花」
こういうのも歌える。ミスキャストなる感は否めないけど。駄洒落も聞ける。

「青い羊歯」
編曲者が、いつもの萩田という人と異なる。これもありと思う。

「飛騨の吊り橋」
一見、山口百恵版「木綿のハンカチーフ」。だが、街からの迎えを追い返す強さを、抑えた強い声で表現している。

「秋桜」
アレンジを変えたのを聴いてみたかったは、ないものねだり?

「あまりりす」「ドライフラワー」
岸田智史が作曲。詞もこねくり回さずに、ストレートに表しているのが良い。

「1・2/3」
申し訳ない。余り好きになれない唯一の曲。

「最後の頁」
悪くないが、さだまさしにはもっと彼女に相応しい曲があるだろうに、と思ってしまう。

「寒椿」
白眉。冬の水辺の凍るような厳しさが身を刺すようだ。
聴く側にある種の緊張を要求する類の歌。
例えば、展開は序破急。余韻を繰り返すのではなく、場面は3段跳びのように切り替り、完結しないまま断ち切られる。
阿木の詞も、独りよがりの手前で此の地に踏みとどまり、何より、山口百恵がきちんとそれに応えて歌っている。
逆に、この曲を俗の方向に崩すと(私の大嫌いな)演歌になってしまうのだろう。

何回か聴いて、詞が頭に入って、自然に情景が浮かぶようになると、彼女の歌は化ける。
山口百恵の声にただ聞き惚れるばかりになる。
花ざかり

 11曲目の「最後のページ」が聞きたくて買いました。さだまさし作詞の歌詞がいいですね。人生、過去をやり直す事はできませんが、「もしも僕達のあらすじが鉛筆書きだったならもう一度やり直せたかもしれない」と言う歌詞がとても気にいっています。全体的には、タイトルの通り花を歌った曲が多く、聞いていて心が明るくなります。



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